スカイビズ事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 07:24 UTC 版)
2001年にアメリカ合衆国オクラホマ州のスカイビズ社が、ウェブサイト1年間開設権付きウェブサイト作成ソフトウェアの代金110ドルで会員を募集、開設したウェブサイトへ人を集めさせ、ミーティングへ呼んで入会者が特定数出る毎にキャッシュバックを支払い、多く集める程キャッシュバックが高額に成るとしていた。 解約は72時間以内とするクーリングオフ制度を無視(日本の特定商取引法の規定では20日)した契約などの問題点も多く、2003年にスカイビズ社が経営破綻に陥り、各会員は下位会員を募集するために購入したウェブサイト作成ソフトウェアの代金分や、自分の募集する予定の加入者の会員加入金として予め振り込んだ分だけ余計に損をしたことになる。 破綻後、米国連邦取引委員会(FTC)が介入して2000万ドルを回収し、債権者への分配を行うなどして対応している。
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