スウィート・ジェーンとは? わかりやすく解説

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スウィート・ジェーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 01:43 UTC 版)

スウィート・ジェーン
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド楽曲
収録アルバム ローデッド
リリース 1970年11月15日
録音 ニューヨーク、アトランティック・レコーディング・スタジオ(1970年4月 - 8月)
ジャンル ロック
時間 3分18秒(オリジナル)
4分09秒(フル・バージョン)
レーベル コティリオン / アトランティック
作詞者 ルー・リード
作曲者 ルー・リード
プロデュース ジェフ・ハスラム
シェル・ケーガン
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
ローデッド 収録曲
Side 1
  1. 「フー・ラヴズ・ザ・サン 」
  2. スウィート・ジェーン
  3. ロックン・ロール
  4. 「クール・イット・ダウン」
  5. 「ニュー・エイジ」
Side 2
  1. 「ヘッド・ヘルド・ハイ」
  2. 「ロンサム・カウボーイ・ビル」
  3. 「アイ・ファウンド・ア・リーズン」
  4. 「トレイン・ラウンド・ザ・ベンド」
  5. 「オー・スウィート・ナッシン」
ミュージックビデオ
「Sweet Jane (Live At Max's Kansas City)」 - YouTube

スウィート・ジェーン」(Sweet Jane)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド1970年に発表した楽曲。ルー・リードのライブの定番曲の一つ。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では294位にランクされている[1]

概要

1970年11月15日発売の4作目のアルバム『ローデッド』に収録。既に前年の1969年にライブで演奏されていた作品であるが、アルバムにはブリッジの部分(Heavenly wine and roses / Seem to whisper to her when he smile)はカットされて収録された。

フル・バージョンは1995年9月26日発売のボックス・セットPeel Slowly and See』において初めて公表された。『ローデッド』の現行のリマスター盤や45周年アニバーサリー盤ではオリジナル・バージョンはフル・バージョンに差し替えられているほか、初期のテイクも収められている。

ニ長調(D)の楽曲であるが、ホ長調(E)で演奏されたライブ・バージョンがいくつか存在する(ルー・リードのライブ・アルバム『Rock 'n' Roll Animal』、『Live: Take No Prisoners』)。

ライブ・バージョン

アルバム名 アーティスト名 録音時期と場所 発売日
1969: The Velvet Underground Live ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 1969年11月、サンフランシスコ 1974年9月
Live at Max's Kansas City ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 1970年8月23日、ニューヨーク 1972年5月30日
American Poet ルー・リード 1972年12月26日、ニューヨーク 2001年6月26日
Rock 'n' Roll Animal[注 1] ルー・リード 1973年12月21日、ニューヨーク 1974年2月
Live: Take No Prisoners ルー・リード 1978年5月17日 - 21日、ニューヨーク 1978年11月
Live in Italy ルー・リード 1983年9月、ヴェローナローマ 1984年1月
Live MCMXCIII ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 1993年6月15日 - 17日、パリ 1993年10月26日
Berlin: Live at St. Ann's Warehouse ルー・リード 2006年12月15日 - 16日、ニューヨーク 2008年11月4日

主なカバー・バージョン

  • モット・ザ・フープル - 1972年のアルバム『すべての若き野郎ども』に収録。翌1973年1月、シングルカットされた。
  • ブラウンズヴィル・ステーション - 1973年のアルバム『Yeah!』に収録。
  • ザ・ジム・キャロル・バンド - 1983年のアルバム『I Write Your Name』に収録。
  • カウボーイ・ジャンキーズ - 1988年のアルバム『The Trinity Session』に収録。シングルカットされた。
  • トゥー・ナイス・ガールズ - 1989年のアルバム『2 nice girls』に「Sweet Jane (with Affection)」として収録。シングルカットされた。
  • BO GUMBOS - 1994年のアルバム『The King of Rock'n'Roll』に収録。

脚注

注釈

  1. ^ 冒頭にスティーヴ・ハンターが作曲したインストゥルメンタルが演奏される。曲の表記は「Intro/Sweet Jane」。リード・ギターは左チャンネルがディック・ワグナー、右チャンネルがスティーヴ・ハンター[2][3][4]

出典

  1. ^ The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
  2. ^ Thompson, Dave (2025年2月26日). “Over 50 Years of Lou Reed’s ’Rock n Roll Animal’ on vinyl”. Goldmine Magazine. 2025年5月13日閲覧。
  3. ^ Rock n Roll Animal”. STEVE HUNTER. 2025年5月13日閲覧。
  4. ^ Lou Reed (2015年4月8日). “Intro / Sweet Jane (Live 1973 Version)”. YouTube. 2025年5月13日閲覧。



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