ジョンストンとの決闘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 03:06 UTC 版)
「ジョージ・ジャーメイン (初代サックヴィル子爵)」の記事における「ジョンストンとの決闘」の解説
1770年12月、元西フロリダ総督ジョージ・ジョンストン(英語版)との決闘事件が起こった。ジョンストンはもとより口が悪い人物であり、あるとき「自身の名誉は顧みないのになぜ国の名誉を顧みるのか」とジャーメインを批判、ジャーメインが謝罪を求めてジョンストンに拒否されると、2人はハイド・パークで決闘することになった。ジョンストンの撃った銃弾がジャーメインのピストルの銃身に当たると、ジャーメインは「(当たったのが)あなた自身でなくてよかった」(I am glad, my lord, it was not yourself)と述べ、これがきっかけとなってジョンストンはジャーメインと和解し、後にジャーメインのふるまいを称賛した。ホレス・ウォルポールは「ジョージ・サックヴィル卿が何だったにせよ、ジョージ・ジャーメイン卿は英雄である」(Lord George Germain is a hero, whatever Lord George Sackville may have been)と評し、『英国下院史(英語版)』もこの決闘がミンデンの戦いによる「臆病」という悪いイメージを払拭したと評した。
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