ジュヌ・リシャールの拿捕とは? わかりやすく解説

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ジュヌ・リシャールの拿捕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/20 08:44 UTC 版)

ジュヌ・リシャールの拿捕(ジュヌ・リシャールのだほ、Capture of the Jeune Richard)は、ナポレオン戦争中の1807年10月1日カリブ海イギリス郵便船「ウィンザー・キャッスル」がフランス私掠船「ジュヌ・リシャール」と海戦を交えた結果、「ジュヌ・リシャール」を拿捕したできごとである。「ウィンザー・キャッスル」の艦長代理であったウィリアム・ロジャースは、私掠船の執拗な攻撃をかわしたのみならず、最終的には交戦に至り、乗組員の数で勝る相手の船に乗り込んで敵を甲板下に追いやり、ついには敵船を拿捕した[1]。当時の新聞や雑誌でこの勝利は広く報道され、ロジャーズと乗員は英雄として迎えられ、その武勇に対して大盤振る舞いの報酬を受けた。


  1. ^ a b c d e f g James. Naval History of Great Britain. pp. 343. 
  2. ^ a b c d Scott. London Magazine. pp. 376. 
  3. ^ a b Captain William Rogers Capturing the 'Jeune Richard', 1 October 1807 (BHC0579)”. National Maritime Museum. 2008年11月7日閲覧。
  4. ^ Southey. History of the West Indies. pp. 395. 
  5. ^ European Magazine and London Review. pp. 291–2. 


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