炸鏈
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 07:09 UTC 版)
炸鏈(ザーレン[1]、ジャーレン[2])は、中華料理における調理器具の一種[1][2]。
穴あきの杓子であり、鍋から食材を救い上げる、油をこす、湯切りするときのザルの代わりといった用途に用いる[1][2]。炸鏈を使用することで、水(湯)の入った鍋そのものを持ち上げる必要がなくなる[2]。使用する中華鍋よりひとまわり[1]、ふたまわり[2]ほど小さいサイズの炸鏈が使い勝手が良いとされる[1][2]。
「炸」は「揚げもの」を意味し、「鏈」は「鎖の輪がが連なること」を意味する[1]。
浅めの中華鍋に多数の穴が開いたような形が定番であるが、取っ手が長いもの、すくい上げる部分が小さいも、網の部分が油こしのように細かくなっているといったバリエーションもある[1]。材質としては中華鍋同様の黒皮鉄を打ち出して作られたものや、ステンレス製のものがある[1]。
出典
ジャーレンと同じ種類の言葉
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