ジャンルカ・カシオーリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジャンルカ・カシオーリの意味・解説 

ジャンルカ・カシオーリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 23:44 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ジャンルカ・カシオー
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

ジャンルカ・カシオーリ(Gianluca Cascioli, 1979年7月17日 - )はイタリア出身のクラシック音楽ピアニスト[1]作曲家

経歴

イタリアトリノに生まれる。8歳から正式にピアノを習い始め、1991年にイモラ国際ピアノアカデミーでフランコ・スカラにピアノを、またピアノの音楽史をピエロ・ラッタリーノに師事。同時にジュゼッペ・ヴェルディ音楽院では作曲電子音楽を学ぶ。

1992年、ミラノのディノ・チアーニ国際ピアノコンクールのジュニア部門で1位に入賞。1994年にはマウリツィオ・ポリーニルチアーノ・ベリオブルーノ・カニーノエリオット・カーターらが審査員を務める第1回ウンベルト・ミケーリ国際ピアノコンクールで優勝し、国際的な注目を集める。優勝後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパの主要なオーケストラから出演依頼が殺到し、クラウディオ・アバドリッカルド・ムーティネヴィル・マリナーロリン・マゼールズビン・メータヴァレリー・ゲルギエフユーリ・テミルカーノフチョン・ミョンフンらの著名な指揮者らと共演を果たす。

作曲をアルベルト・コッラに師事し、作曲家としてICOMS国際作曲コンクールで優勝した。その後、デュエ・アゴースト・国際作曲コンコルソ特別賞、Francesco Agnello 国内作曲コンコルソ第一位(2012)、などの受賞歴に輝いた。

2019年現在はUniversal Musicに所属して、ドイツ・グラモフォンから自作もリリースしている。

ディスコグラフィー

ソロアルバム

  • Gianluca Cascioli in Recital 1997 DG
  • Gianluca Cascioli Ancore 1997 DG
  • Beethoven Variations 1999 DG
  • Chopin 4 Scherzi 2005 Decca
  • Beethoven Piano Sonatas, Eroica Variations 2008 Decca
  • Debussy 2012 Decca
  • Mozart Piano Sonatas 2015 DG (Universal Music Italia)
  • 900 (Austria - Germany) 2016 DG (Universal Music Italia)
  • Beethoven Piano Sonatas Nos. 24, 26 & 29 2017 DG (Universal Music Italia)
  • Cascioli Plays Cascioli 2018 DG (Universal Music Italia)

室内楽アルバム

  • Beethoven, Sonatas for violin and piano - Sayaka Shoji, violin; DG (Universal Music Italia, 3CD)
  • Cascioli, Cello Works - Enrico Bronzi, violoncello; Universal Music Italia Srl

脚注

  1. ^ BIOGRAPHY - ジャンルカ・カシオーリ”. www.universal-music.co.jp. 2019年7月11日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジャンルカ・カシオーリ」の関連用語

ジャンルカ・カシオーリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジャンルカ・カシオーリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジャンルカ・カシオーリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS