ジェネシス・GMR-001とは? わかりやすく解説

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ジェネシス・GMR-001

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 16:52 UTC 版)

ジェネシス・GMR-001
カテゴリー LMDh
コンストラクター ジェネシス
オレカ
主要諸元
シャシー カーボンファイバーモノコック
サスペンション(前) 独立懸架 ダブルウィッシュボーン プッシュロッド
サスペンション(後) 独立懸架 ダブルウィッシュボーン プッシュロッド
エンジン ジェネシス 3.2 L V8+モーター ツインターボ ミッドシップ, 縦置き
トランスミッション 7速 X Trac社製シーケンシャルセミオートマチック
タイヤ ミシュラン
主要成績
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ジェネシス・GMR-001 (Genesis GMR-001) は、ヒョンデが高級車ブランドであるジェネシスの名で、ル・マン・デイトナ・h (LMDh)規定に基づき、FIA 世界耐久選手権(WEC)、IMSA スポーツカー選手権(IMSA)への参戦用に開発中のプロトタイプレーシングカー

概要

2024年9月、ヒョンデはオレカをシャシーサプライヤーとして、ジェネシスブランドでスポーツカーレースに参戦すると発表した[1][2]

ジェネシスは12月に、ドバイで行われたイベントでジェネシス・マグマ・レーシング英語版が2026年にFIA 世界耐久選手権へ、翌年の2027年にIMSA スポーツカー選手権へそれぞれ参戦することを発表。加えて、マシン名称が「GMR-001」と命名されたことも併せて発表された[3]。エンジンは世界ラリー選手権ヒョンデ・i20 N ラリー1に使用している直列4気筒 1.6 L ターボV型8気筒 3.2 L ツインターボ化し、搭載する予定であるとチーム代表のシリル・アビテブールがコメントした[4]

ドライバーは、アンドレ・ロッテラーポルシェ陣営から移籍し、新たに2023年のIMSAチャンピオンであるピポ・デラーニが加わり、同時に2人がGMR-001の開発を進めていくことも発表された。また参戦に先立ち、ジェネシスはIDECスポーツ英語版と開発パートナーシップを組み2025年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(LMP2クラス)に参戦し、ローガン・サージェントジェイミー・チャドウィックマティス・ジョベール英語版の3人がオレカ・07をドライブすると発表された。しかし2月19日に、サージェントのIDECスポーツ離脱を発表[5]。代役として、ダニエル・ジュンカデラが加入した[6]

戦績

FIA 世界耐久選手権

IMSA スポーツカー選手権

脚注

  1. ^ ヒョンデ、高級車ブランドのジェネシスでスポーツカーレースに参入へ。LMDh開発を発表 - autosport web・2024年9月12日
  2. ^ LMDh参入発表のジェネシス、シャシーはオレカか。本格参戦前にLMP2プログラム実施の可能性 - autosport web・2024年9月13日
  3. ^ ジェネシス・マグマ・レーシング発進。GMR-001で2026年にはWEC、2027年にはIMSAに参戦へ - autosport web・2024年12月4日
  4. ^ 新規参戦のジェネシスは、ヒョンデのWRCエンジンをV8化して流用へ。経験不足を補う「近道」と強調 - autosport web・2024年12月6日
  5. ^ サージェントがジェネシスLMDh開発パートナーのIDECスポールを離脱「別の利益を追求する」 - autosport web・2025年2月19日
  6. ^ Dani Juncadella joins IDEC Sport, André Lotterer lined up for the 24 Hours of Le Mans - Endurance Info・2025年3月7日

関連項目

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