シーニュ、シニフィアンとシニフィエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 09:49 UTC 版)
「フェルディナン・ド・ソシュール」の記事における「シーニュ、シニフィアンとシニフィエ」の解説
「シニフィアンとシニフィエ」も参照 ソシュールは、言語(ラング)は記号(シーニュfr:signe)の体系であるとした。ソシュールによれば、記号は、シニフィアン(たとえば、日本語の「イ・ヌ」という音の連鎖など)とシニフィエ(たとえば、「イヌ」という音の表す言葉の概念)が表裏一体となって結びついたものである。そして、このシニフィアンとシニフィエの結びつきは、恣意的なものである。つまり、「イヌ」という概念は、"Dog"(英語)というシニフィアンと結びついても、"Chien"(フランス語)というシニフィアンと結びついても、どちらでもよいということである。
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