シーテッド・ロウイングとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シーテッド・ロウイングの意味・解説 

シーテッド・ロウイング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 00:52 UTC 版)

シーテッド・ロウイング英語: seated rowing)は、ウエイトトレーニングの種目の一つ。主に広背筋上腕二頭筋三角筋後部・僧帽筋中下部・菱形筋などに刺激を与え、筋量・筋力を増加させるのに効果がある。背中の筋肉を意識し、腕の力で引かないようにする。

オーバーグリップは上のほうへ引きやすく、アンダーグリップは下のほうへ引きやすい。

具体的動作

シーテッド・ケーブル・ロウイング(スタート)
シーテッド・ケーブル・ロウイング(フィニッシュ)

シーテッド・オーバーグリップ・ケーブル・ロウイング

  1. ロープーリーにストレートバーまたはベントラットバーをセットする。
  2. フットプレートに足を置いて膝を伸ばし、背筋を伸ばしハンドルを肩幅よりやや広いオーバーグリップで持ってケーブルが弛まないように構える。
  3. 息を吸いながらハンドルを引く。同時に肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せていく。
  4. 肘が体側よりやや後ろにくるまで引いたら、息を吐きながら元の姿勢に戻る。
  5. 3 - 4を繰り返す。

大胸筋下部からみぞおちのあたりへ引くと広背筋上部・僧帽筋中下部・大円筋に効き、へそのあたりへ引くと広背筋下部に効く。

シーテッド・アンダーグリップ・ケーブル・ロウイング

  1. ロープーリーにストレートバーまたはベントラットバーをセットする。
  2. フットプレートに足を置いて膝を伸ばし、背筋を伸ばしハンドルを肩幅よりやや広いアンダーグリップで持ってケーブルが弛まないように構える。
  3. 息を吸いながらハンドルを引く。同時に肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せていく。
  4. 肘が体側よりやや後ろにくるまで引いたら、息を吐きながら元の姿勢に戻る。
  5. 3 - 4を繰り返す。

大胸筋下部からみぞおちのあたりへ引くと広背筋上部・僧帽筋中下部・大円筋に効き、へそのあたりへ引くと広背筋下部に効く。

シーテッド・Vバー・ケーブル・ロウイング

  1. ロープーリーにVバーをセットする。
  2. フットプレートに足を置いて膝を伸ばし、背筋を伸ばしハンドルを持ってケーブルが弛まないように構える。
  3. 息を吸いながらハンドルを引く。同時に肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せていく。
  4. 肘が体側まできたら、息を吐きながら元の姿勢に戻る。
  5. 3 - 4を繰り返す

大胸筋下部からみぞおちのあたりへ引くと広背筋上部・僧帽筋中下部・大円筋に効き、へそのあたりへ引くと広背筋下部に効く。

シーテッド・ロウイング・マシン

  1. マシンのシートに腰かけ、背筋を伸ばしハンドルを持つ。
  2. 息を吸いながらハンドルを引く。同時に肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せていく。
  3. 肘が体側まできたら、息を吐きながら元の姿勢に戻る。
  4. 2 - 3を繰り返す

参考文献

  • 窪田登、『ウイダー・トレーニング・バイブル』、森永製菓株式会社健康事業部。
  • 『かっこいいカラダ the best』、ベースボールマガジン社。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シーテッド・ロウイング」の関連用語

シーテッド・ロウイングのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シーテッド・ロウイングのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシーテッド・ロウイング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS