シンプルシンフォニーとは? わかりやすく解説

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シンプル‐シンフォニー【Simple Symphony】

読み方:しんぷるしんふぉにー

ブリトゥン弦楽合奏曲1933年から1934年にかけて作曲。全4楽章自身によるピアノ曲習作に基づく。弦楽四重奏としても演奏される単純な交響曲


シンプル・シンフォニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 13:28 UTC 版)

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シンプル・シンフォニー(単純な交響曲Simple Symphony作品4は、ベンジャミン・ブリテン1933年から1934年にかけて作曲した、弦楽オーケストラまたは弦楽四重奏のための、4楽章から成る楽曲である。ブリテンが1923年から1926年に書いた習作的なピアノ曲をもとにして作られている。

楽器編成

  • 第1ヴァイオリン
  • 第2ヴァイオリン
  • ヴィオラ
  • チェロ
  • コントラバス

弦楽四重奏で演奏するときには、第1ヴァイオリンからチェロまで各1人が演奏する。弦楽オーケストラで演奏する場合には、それぞれ複数置かれ、コントラバスが加わる。なお、楽譜には、コントラバスはあってもなくても良いとされている。

各楽章の原曲のタイトルは全て頭文字が韻を踏んでいると共に、曲名の原題も同様に韻を踏んでいる。

構成

第1楽章

Boisterous Bourrée, Allegro ritmico(騒々しいブーレ、快速に、リズミカルに)

1926年の組曲第1番、1923年の「歌」によるソナタ形式

第2楽章

Playful Pizzicato, Presto possibile pizzicato sempre(遊び好きのピチカート、できる限り急速に、つねにピチカートで)

1924年スケルツォ、同年の「歌」による複合三部形式

第3楽章

Sentimental Saraband, Poco lento e pesante(感傷的なサラバンド、少し遅く、そして重々しく)

1925年の組曲第3番、1923年のワルツによる複合三部形式。哀愁を帯びた美しい旋律で知られる。

第4楽章

Frolicsome Finale, Prestissimo con fuoco(浮かれ気分の終曲、極めて急速に、火のように)

1926年のピアノソナタ第9番、1925年の「歌」によるソナタ形式



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