シンバイオ製薬とは? わかりやすく解説

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シンバイオ製薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/26 15:28 UTC 版)

シンバイオ製薬株式会社
SymBio Pharmaceuticals Limited
種類 株式会社
市場情報
東証グロース 4582
2011年10月20日上場
本社所在地 日本
105-0001
東京都港区虎ノ門四丁目1番28号
虎ノ門タワーズオフィス7階
設立 2005年3月
業種 医薬品
法人番号 1010401057034
事業内容 医薬品の研究開発
代表者 代表取締役 吉田 文紀
資本金 179億5269万円
発行済株式総数 42,278,081株
売上高 55億89百万円
営業利益 △8億11百万円
経常利益 △7億36百万円
純利益 △19億62百万円
純資産 72億9百万円
総資産 81億70百万円
従業員数 103人
決算期 12月31日
主要株主 吉田文紀 2.80%
BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT 2.39%
黒田典宏 1.45%
伊藤 輔則 1.02%
五味 大輔 0.76%
松井証券株式会社 0.64%
野村證券株式会社 0.64%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510643 0.61%
株式会社SBI証券 0.61%
BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY 0.59%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 0.53%
外部リンク https://www.symbiopharma.com/
特記事項:財務データ等は2023年12月期
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シンバイオ製薬株式会社(しんばいおせいやく)英: SymBio Pharmaceuticals Limited)は、東京都港区に本社を置く創薬ベンチャー企業である。

事業

医薬品業界の構造的変化とともに拡大する「空白の治療領域」に集中特化した新薬開発に取り組み、未だ満たされていない医療ニーズに応える活動によって企業としての持続的成長を目指している。

 がん、血液、ウイルス感染症を中心とする希少疾患を核として、すでにヒトでのPOCが確認されている有望な開発候補品を世界中から探索・導入し、独自の新薬開発プラットフォームにより、高確率で迅速な創薬を目指すビジネスモデルである[1]。2010年から販売代理店エーザイを通じて、抗がん剤トレアキシン」の発売を開始。2020年12月からは自社販売を開始している。また、2011年7月に導入した抗がん剤「リゴセルチブナトリウム」及び2019年9月に導入した抗ウイルス薬「ブリンシドフォビル(BCV)」のグローバル開発を進めており[2]。世界各国のアカデミアや研究施設との共同研究にも力を入れている[3]。「ブリンシドフォビル(BCV)」は二本鎖DNAウイルスに対して幅広い効果を有しており、アメリカ国立衛生研究所(NIH)所属のアメリカ国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)及びアメリカ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)との間で、共同研究開発契約(CRADA)を2023年3月及び4月に締結した[4][5]。2023年5月には、造血幹細胞移植後のアデノウイルス感染症を対象とした第Ⅱ相臨床試験において、人での効果と安全性が認められ、POCを確立している[6]。2024年1月、ブリンシドフォビル注射剤による用途特許を日本において取得[7]


沿革

所在地

  • 本社 東京都港区虎ノ門

脚注

  1. ^ シンバイオ製薬 独自のビジネスモデル シンバイオ製薬2023年4月26日閲覧。
  2. ^ シンバイオ製薬 パイプラインの概要 シンバイオ製薬2023年4月26日閲覧。
  3. ^ シンバイオ製薬 アカデミアとの共同研究 シンバイオ製薬2023年4月26日。
  4. ^ シンバイオ製薬 2023年3月22日 リリースシンバイオ製薬 2023年4月26日閲覧。
  5. ^ シンバイオ製薬2023年4月24日リリース シンバイオ製薬 2023年4月26日閲覧。
  6. ^ シンバイオ製薬 2023年5月29日リリース”. シンバイオ製薬 2024年4月8日閲覧。
  7. ^ シンバイオ製薬 2024年1月19日リリース”. シンバイオ製薬 2024年4月8日閲覧。

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