シュンギク属とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シュンギク属の意味・解説 

シュンギク属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 09:33 UTC 版)

シュンギク属
シュンギク Glebionis coronaria
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: シュンギク属 Glebionis Cass.
  • 本文参照

シュンギク属(しゅんぎくぞく、学名:Glebionis)は、キク科の属の1つである。

特徴

ヨーロッパ地中海沿岸に3〜4種が分布する小さな属である。20世紀後期にキク属 Chrysanthemum から分離され、創設された。

草丈は50cm〜1m程度。耐寒性の一年草で、葉は根生葉と茎につくものがあり、茎につく葉は互生する。葉には1回または2回の羽状の切れ込みがある。花は茎頂に単生し、直径5〜8cmくらいの頭状花で、舌状花は白または黄色であるが、園芸用の改良種には樺色やピンクの花色もあり、舌状花の付け根に蛇の目模様のあるものもある。[1]

生育期間が短いこともあり、極端な温度変化が無い限り収穫が可能。種子は播種後2か月ほど休眠期間がある。病虫害は炭疽病連作障害が挙げられる。

キク属およびフランスギク属 Leucanthemum とはきわめて近縁な植物群とされている。

日本を中心とした東アジアで野菜として利用されているシュンギク G. coronaria のほか、欧米でtricolour daisyとして親しまれているハナワギク G. carinata が、花壇・切り花用の観賞植物として栽培されている。[1][2]

脚注

  1. ^ a b シュンギク Nemosenecio nikoensis キク科 Asteraceae シュンギク属 三河の植物観察”. mikawanoyasou.org. 2023年7月30日閲覧。
  2. ^ エバーグリーン, EVERGREEN-. “シュンギク - 植物図鑑 - エバーグリーン”. love-evergreen.com. 2023年7月30日閲覧。



「シュンギク属」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シュンギク属」の関連用語

シュンギク属のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シュンギク属のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシュンギク属 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS