シュローカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/16 18:56 UTC 版)
シュローカ (śloka) とは、インドの伝統的な詩節(ガーター)の形式のひとつで、8音節からなる句(パーダ[1])を4つ並べた32音節から構成される。サンスクリットやプラークリットによるインド古典詩の韻律においてもっとも一般的に使われ、ラーマーヤナやマハーバーラタのような叙事詩でも主に使われる。
- ^ パーダ(pāda)は文字通りには「足」を意味するが、ここでは1⁄4の意味で、4つのパーダで1つの詩節を構成するためにこう呼ばれる。西洋詩の韻脚(foot)とは意味が異なる。Macdonell (1927) p.232
- ^ a b Coulson (1976) p.250
- ^ Monier-Williams (1899) Sanskrit-English Dictionary
- ^ a b Coulson (1976) p.251
- ^ a b Macdonell (1927) p.233
- ^ Coulson (1976) p.310
- ^ Macdonell (1927) p.233。4番目の記述は初版(1886) p.179にあるが第3版にはない
- ^ Duroiselle (1906) p.341
- ^ Duroiselle (1906) pp.341-342
- ^ 『The Ramayana』Book I, Canto IIの注3
- 1 シュローカとは
- 2 シュローカの概要
- 3 伝説
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