シュチェルビェツとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シュチェルビェツの意味・解説 

シュチェルビェツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/14 08:58 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Szczerbiec
1764年にスタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ付きの宮廷画家が描いたシュチェルビェツ
種類 儀礼剣
原開発国 ポーランド、もしくはドイツ(おそらく ラインラント[1]
運用史
配備期間 司法の剣としては13世紀、
儀礼用としては1320~1764年
配備先 ポーランド[2]
開発史
製造期間 12世紀後期から13世紀の間[3]
諸元
重量 1.26 kg (2.8 lb)[4]
全長 98.4 cm (3.23 ft)[4]
刃長 82 cm (2.69 ft)[4]
全幅 20 cm (7.9 in)[4]

刃部 両刃の直剣 (オークショットの刀剣類型 12)[5][6]
柄部 平坦なアーチ型(オークショット型 6)、平坦な円形柄頭(オークショット型 1)[5][6]
テンプレートを表示

シュチェルビェツポーランド語: Szczerbiec)は、1320年から1764年までポーランド王戴冠式に使われていた儀礼クラクフヴァヴェル城英語版博物館で、中世ポーランドのクラウンジュエルとしては唯一保存展示されている剣でもある。ポーランドの宝剣としては他に、グルンヴァルトの戦いで敵から贈られた二振りの剣があったが、こちらは失われている。

語源

名前の由来は、剣中央部の窪みの形状、ポーランド語で「ギザギザ」をあらわす「szczerba」から来ている。

参考文献

  1. ^ Czyżewski
  2. ^ Lileyko (1987), p. 70
  3. ^ Lileyko (1987), p. 69
  4. ^ a b c d Biborski, Stępiński & Żabiński (2011), p. 111
  5. ^ a b Lileyko (1987), p. 76
  6. ^ a b Biborski, Stępiński & Żabiński (2011), p. 126



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シュチェルビェツ」の関連用語

シュチェルビェツのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シュチェルビェツのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシュチェルビェツ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS