シュウ酸法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 19:53 UTC 版)
Ba と Ti を1つずつ含むシュウ酸バリウムチタニルという化合物を液相で沈澱させる。これを 700 ℃ 以上で熱処理することでチタン酸バリウムが得られる。合成反応自体は熱処理中に生じるため固相法の一種である。この方法を用いると原子レベルで Ba と Ti を混合することができるため、より微粒で均質な粉体を得ることができる。 BaCl 2 ⋅ 2 H 2 O + TiCl 4 + 2 H 2 C 2 O 4 ⋅ 2 H 2 O ⟶ BaTiO ( C 2 O 4 ) 2 ⋅ 4 H 2 O + 6 HCl + H 2 O {\displaystyle {\ce {BaCl2\cdot 2H2O\ +TiCl4\ +2H2C2O4\cdot 2H2O->BaTiO(C2O4)2\cdot 4H2O\ +6HCl\ +H2O}}}
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