シャクガモドキとは? わかりやすく解説

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シャクガモドキ

(シャクガモドキ上科 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/15 08:18 UTC 版)

シャクガモドキ
Macrosoma conifera
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
階級なし : チョウ Rhopalocera
上科 : シャクガモドキ上科 Hedyloidea
: シャクガモドキ科 Hedylidae
: シャクガモドキ属 Macrosoma
学名
Hedyloidea Scoble, 1986
Hedylidae Guenée, 1857, nec. Bergh, 1895
Macrosoma Hübner, 1818
英名
moth-like butterfly
American moth-butterfly
geometrid

約35種

シャクガモドキ(尺蛾擬)は、チョウ目(鱗翅目)の1上科1科1属であるシャクガモドキ上科シャクガモドキ科シャクガモドキ属 (Macrosoma) の総称である。シャクガモドキ上科には1属のみが属する。

アゲハチョウ上科セセリチョウ上科と合わせて、チョウ (Rhopalocera) を構成する。

分類

シャクガモドキは元々、シャクガ科フトシャク亜科 (Oenochrominae) の1族 Hedylicae とされていた。しかし1931年 L. B. Prout がシャクガモドキ科に分類した。

1986年 Malcolm J. Scoble が、シャクガモドキ科はアゲハチョウ上科の姉妹群と考え、独立したシャクガモドキ上科に分類してチョウに含めた。ただしその後、(アゲハチョウ上科 + セセリチョウ上科)の姉妹群とするのが一般的になっている[1]

Scoble が考えた系統樹
チョウ

セセリチョウ上科




シャクガモドキ上科



アゲハチョウ上科




現在考えられている系統樹
チョウ

シャクガモドキ上科




セセリチョウ上科



アゲハチョウ上科




特徴

  • チョウとしての特徴が顕著でなく、と多くの特徴を共有する。
  • 夜行性である。
  • 触角はチョウを特徴付ける棍棒状ではなく、一部のガに似て、細く尖っている。

出典




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