上科と科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 05:31 UTC 版)
3上科7科が属す(科は説によりやや増減する)。ただし、セセリチョウ上科とシャクガモドキ上科は1上科1科の単型で、残りの5科はアゲハチョウ上科である。 これらの系統関係は次のとおり。 チョウ シャクガモドキ科 Hedylidae セセリチョウ科 Hesperiidae アゲハチョウ上科 アゲハチョウ科 Papilionidae シロチョウ科 Pieridae シジミタテハ科 Riodinidae シジミチョウ科 Lycaenidae タテハチョウ科 Nymphalidae シャクガモドキ上科(シャクガモドキ科)は最も基底的で、いくらかガの特徴を残す。セセリチョウ上科(セセリチョウ科)はそれに次ぐ。アゲハチョウ上科は典型的なチョウであるが、生活や外見はグループにより差異が大きい。 シャクガモドキ上科(シャクガモドキ科)は元々、シャクガに近縁と思われていたが、1986年 Malcolm J. Scoble によりアゲハチョウ上科に近縁であることが指摘され、チョウに含められた。
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