システインとは? わかりやすく解説

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システイン

Cystein, Cys, C

側鎖チオール基(-SH)をもつアミノ酸チオール基は、酸化還元反応(たとえばグルタチオン酸化還元反応)や金属の配位子としての役割を果たす。生体内ではメチオニンから生合成する経路がある。2分子のシステインのチオール基酸化し結合したものはシスチン(cystine)と呼ぶ。

語源は、膀胱結石からシスチンが分離されたため、「膀胱の,cycto-」から。

Name L-Cystein1)
MeSH 68003545
CAS No.52-89-1
Molecular Formula C3H7NO2S
Molecular Weight 121.159
MW (Hydrochloride)C3H7NO2S HCl, 157.615
pK1(25)1.92
pK2(25)10.78
pKR(25)8.33
システイン

<jmol cys.pdb.gz 150 150></jmol>

酸化・還元

システインやグルタチオン生理学的な条件下で可逆的に電子授受酸化還元反応)を行う。

システイン


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システイン
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