サン=テミリオン地域とは? わかりやすく解説

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サン=テミリオン地域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 13:23 UTC 版)

サン=テミリオン地域
フランス
サン=テミリオンの町並
英名 Jurisdiction of Saint-Emilion
仏名 Juridiction de Saint-Émilion
面積 7,847 ha
(緩衝地域 5,101 ha)
登録区分 文化遺産
登録基準 (3),(4)
登録年 1999年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
使用方法表示

サン=テミリオン地域フランス語: Juridiction de Saint-Émilion)は、ボルドー近郊の町サン=テミリオンを中心とする地域のユネスコ世界遺産としての登録名。サン=テミリオンのコミューン共同体になっている8つの市町村を含む。中世以来ブドウ栽培ワイン醸造のさかんな景勝地であり、「サン=テミリオン」の名はボルドーワインの主要なブランド名のひとつにもなっている。このため、世界遺産ではブドウ畑も登録の対象とされた。登録名に用いられたjuridiction (jurisdiction) は中世の裁判権や管轄権のことであり、12世紀にイングランドに支配されていた時期に遡る地域区分である。そのため、「サン=テミリオン管轄区」などと訳されることもある。

なお、サン=テミリオン市はそれ自体が世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の途上にあり、地下を刳り貫いて作ったモノリス(一枚岩)教会などの歴史的建造物もある。

登録対象市町村

サン=テミリオンの町並
サン=テミリオンの町並
サン=テミリオンのブドウ畑

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。


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