サルガンターナ・ネグラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/21 13:31 UTC 版)
バレアレス諸島にはトカゲの固有種であるPodarcis lilfordi(英語版)が生息しており、この種は絶滅危惧種(危機/絶滅危惧IB類)に指定されている。Podarcis lilfordiは27の亜種が確認されており、アイレ島にはPodarcis lilfordi lilfordi(Günther, 1874)が生息している。メノルカ島ではサルガンターナ・ネグラ(黒トカゲ)として知られるこのトカゲは周囲に溶け込むために皮膚の色を変化させることができる。この進化を遂げたトカゲの免疫システムに影響を与えることを考慮し、アイレ島への上陸を許される人間はごく少数にとどまっている。アイレ島は「トカゲ島」という愛称を持っており、サント・リュイスのプンタ・プリマにあるリゾートはこの愛称を活用している。
※この「サルガンターナ・ネグラ」の解説は、「アイレ島」の解説の一部です。
「サルガンターナ・ネグラ」を含む「アイレ島」の記事については、「アイレ島」の概要を参照ください。
- サルガンターナ・ネグラのページへのリンク