サリヴァンの旅
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サリヴァンの旅 | |
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Sullivan's Travels | |
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ポスター(1941)
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監督 | プレストン・スタージェス |
脚本 | プレストン・スタージェス |
製作 | プレストン・スタージェス ポール・ジョーンズ |
出演者 | ジョエル・マクリー ヴェロニカ・レイク |
音楽 | レオ・シューケン チャールズ・ブラッドショー |
撮影 | ジョン・サイツ |
編集 | スチュアート・ギルモア |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 90分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $$676,687[1] |
『サリヴァンの旅』(サリヴァンのたび、原題:Sullivan's Travels)は、1941年制作のアメリカ合衆国のコメディ映画。プレストン・スタージェス監督。
1990年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。2003年には、スティーヴン・ジェイ・シュナイダーの『死ぬまでに観たい映画1001本』にも掲載された。また、Rotten Tomatoesの支持率100%の映画のうちの1つでもある。
あらすじ
ジョン・サリヴァンはコメディ映画の監督として成功を収めていたが、最近自分の仕事に不満を感じ、社会派映画の撮影を熱望し始める。
サリヴァンは現実社会を知るためとして、ホームレスにカムフラージュして旅に出ようとするが、失敗を重ねてなかなかうまく行かない。
ある日、サリヴァンはハリウッドのカフェでブロンドの美女に出会う。彼女はエルンスト・ルビッチの映画に出演する夢に破れて、故郷に帰ろうとしていた。サリヴァンが映画監督だと知らない彼女は彼をホームレスだと思い込み、暖かいコーヒーをご馳走する。
これで意気投合したサリヴァンと彼女は、旅を再開するのだが…。
キャスト
- ジョン・サリヴァン:ジョエル・マクリー
- 美女:ヴェロニカ・レイク
- ルブランド氏:ロバート・ワーウィック
- ジョナス氏 - 広報担当:ウィリアム・デマレスト
- カザルシス氏:フランクリン・パンボーン
- ハドリアヌス氏:ポーター・ホール
- ジョニー・バルデル氏:バイロン・ファウルジャー
- 秘書:マーガレット・ヘイズ
- サリバン夫人:ジェーン・バッキンガム
- バロウズ - サリバンの執事:ロバート・グレイグ
- サリバンの従者:エリック・ブロア
- 医師:トーベン・マイヤー
- 老浮浪者:ジョルジュ・ルナヴァン
- レール・ヤード・ブル:エモリー・パーネル
- 説教師:ジェス・リー・ブルックス
備考
- 2000年の映画『オー・ブラザー!』の原題O Brother, Where Art Thou?は、本作の劇中でサリヴァンが作ろうとしていた映画O Brother, Where Art Thou?からとられている[2]。
脚注
- ^ Curtis, James. Between Flops: A Biography of Preston Sturges, Limelight, 1984 p157
- ^ Lafrance, J.D. (2004年4月5日). “The Coen Brothers FAQ”. pp. 33–35. 2007年11月8日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
映画作品 |
魔界転生 満月のくちづけ サリヴァンの旅 ブロウ Lip of Spy |
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