サラリーマン出世太閤記 課長一番槍とは? わかりやすく解説

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サラリーマン出世太閤記 課長一番槍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 01:56 UTC 版)

サラリーマン出世太閤記
課長一番槍
監督 筧正典
脚本 笠原良三
製作 安達英三郎
出演者
音楽 松井八郎
撮影 遠藤精一
編集 岩下広一
配給 東宝
公開 1959年6月16日[1]
上映時間 99分
製作国 日本
言語 日本語
前作 続々サラリーマン出世太閤記
次作 サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1
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サラリーマン出世太閤記 課長一番槍』(サラリーマンしゅっせたいこうき かちょういちばんやり)は、1959年6月16日東宝系で公開された日本映画。カラー。東宝スコープ。同時上映は『野獣死すべし』。

概要

シリーズ第4作。本作よりカラーとなる。

本作では、宣伝係長になった主人公・木下秀吉が自社の自動車「アトラス」の広告塔を建てようとするも、バーで警察に取り調べられたり、銀行の頭取の娘との縁談が破談になったり、悪徳新聞社「万一タイムズ」に嫌がらせを受けられたりとご難続きだったが、最後は「アトラス」を使ったレースに優勝して販売課長になるまでを描く。

後年『社長シリーズ』で取引先の会長役を演じる左卜全が、本作では万一タイムズ社長・石川剛右衛門役と、珍しく悪役を演じている。

美術の井上泰幸は、ヘリコプターがビルの屋上に車を下ろすシーンのミニチュア撮影で、1/20スケールで統一して設計されていたミニチュアを模型制作がバラバラのサイズで作ってしまい、円谷が烈火のごとく怒っていたと証言している[2]。撮影では、遠近感が強調されるワイドレンズを用いることで事なきを得た[2]

出演者

スタッフ

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 東宝ゴジラ会 2010, p. 293, 「円谷組作品紹介」
  2. ^ a b ゴジラとともに 2016, p. 184, 構成・文 中村哲「井上泰幸」(『映画秘宝』2011年2月号掲載)

参考文献

  • 「演技者 小林桂樹の全仕事」(ワイズ出版) 400頁 1996年
  • 東宝ゴジラ会 『特撮 円谷組 ゴジラと東宝特撮にかけた青春』洋泉社、2010年10月9日。ISBN 978-4-86248-622-6 
  • 別冊映画秘宝編集部 編 『ゴジラとともに 東宝特撮VIPインタビュー集』〈映画秘宝COLLECTION〉洋泉社、2016年9月21日。 ISBN 978-4-8003-1050-7 

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