サム‐ターンとは? わかりやすく解説

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サム‐ターン【thumb turn】

読み方:さむたーん

ドア取り付けられシリンダー錠内側か開閉するためのつまみ。


サムターン

ドアの鍵の内側取り付けられている回転式のつまみ。内鍵つまみ。つまみの部分だけでなく,内鍵自体を指す場合もあり,その場合は「内鍵」と言い換えることができる。

サムターン thumb turn

全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆

凡例

内鍵うちかぎつまみ

特殊な形をした工具針金差し込んでサムターン内鍵つまみ回して解錠する手口

意味説明

ドアの鍵の内側取り付けられている回転式のつまみ

内鍵うちかぎ

サムターン回し内鍵うちかぎ回し


サムターン回し

(サム‐ターン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 01:26 UTC 版)

サムターン回し(サムターンまわし)とは、住居侵入窃盗犯などがを開ける手法の一つであり、ドアの外側からサムターン(ドアの内側の指でつまんで回転させ施解錠する部品)を回すことによって開錠するものである。

概要

通常のドアの錠前は、外側から見える部分としては鍵穴しかなく、その内部は複雑な構造をとっているが、内側のサムターンを回すと解錠がなされることは自明である。そこで、郵便受けや扉の隙間を利用して、あるいは扉の一部を破壊するなどして外側から内側に手を差し入れたり器具を入れ、サムターンを回す[1]

ピッキングなどに必要な特殊な工具や技術は不要である。これを防ぐ為には扉自体または各部の強化[2]、扉周りの隙間の排除[2]などのほか、外部から回されにくい対策をしたサムターンを用いる[2]ことや、サムターンにカバーをつける[3]、サムターンを用いない錠前を用いる[2]ことなどが挙げられる。

脚注

  1. ^ 『「鍵」が危ない!』 p.59, pp.142-145
  2. ^ a b c d 『「鍵」が危ない!』 pp.142-145
  3. ^ 美和ロックウェブサイト 『サムターン回し』

参考文献

外部リンク

関連項目



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