ゴムタイヤの使用について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 08:10 UTC 版)
「モントリオール地下鉄」の記事における「ゴムタイヤの使用について」の解説
詳細は「ゴムタイヤ式地下鉄」を参照 ゴム製車輪による走行は鉄製車輪と比べると静粛で、またゴム製車輪には振動を抑える効果があり、さらに急勾配、急曲線にも対応できる。急勾配は最高で6.5%まで登坂可能であり、このような勾配は通常の鉄製車輪では登れない。この他、低速での急加速、急減速などもゴム製車輪の方が鉄製車輪より有利である。したがって、勾配があって、曲線が多く、駅間距離が短いような場合は、ゴム製車輪の優位性が出てくる。一方で、ゴム製車輪は鉄製車輪に比べて寿命が短く、より短い走行距離での交換が必要となる。また鉄製車輪に比べ、ゴム製車輪は転がり抵抗が大きいため、その分エネルギーロスも多くなってしまうと言う短所がある。
※この「ゴムタイヤの使用について」の解説は、「モントリオール地下鉄」の解説の一部です。
「ゴムタイヤの使用について」を含む「モントリオール地下鉄」の記事については、「モントリオール地下鉄」の概要を参照ください。
- ゴムタイヤの使用についてのページへのリンク