コールブルックの式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 14:29 UTC 版)
コールブルックの式(英: Colebrook equation)は、滑面及び粗面の配管での乱流の研究における実験結果を組み合した陰方程式である。本式は、シリル・フランク・コールブルックによって1939年に発明された[1] 。本式は反復計算によって解かれることでダルシー・ワイスバッハの式に用いられる摩擦損失係数 f が求められる。コールブルック・ホワイトの式としても知られており、コールブルックとC.M.ホワイトによる1937年の論文[2] が本式の由来として誤って引用されることがしばしばある。これは、ホワイトが滑面と粗面の配管の相関関係をひとつの式に組み合わせることができるであろうという数学的な方法について提案したため、コールブルックが恩義を感じてホワイトの名を論文に掲載したことが多少影響しており、1939年の論文の脚注でコールブルックが認めている。
- 1 コールブルックの式とは
- 2 コールブルックの式の概要
コールブルックの式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/02 09:11 UTC 版)
詳細は「コールブルックの式」を参照 コールブルックの式は摩擦損失係数f を求めることができるが、式の両辺にf を含む陰的な方程式であり不便なため、以下のような陽的な近似式がさまざまに提案されている。近似式ではあるが、実験データとの乖離はデータの変動内であり精度は十分である。
※この「コールブルックの式」の解説は、「摩擦損失係数」の解説の一部です。
「コールブルックの式」を含む「摩擦損失係数」の記事については、「摩擦損失係数」の概要を参照ください。
- コールブルックの式のページへのリンク