コラム近似とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 透過電子顕微鏡用語 > コラム近似の意味・解説 

コラム近似

【英】:column approximation

結晶下面一点での電子波形成に及ぼす結晶上面での領域フレネルゾーン使って推定できる第一フレネルゾーン半径Rは√(λt)で与えられる。ここでλは電子線波長、tは試料厚さである。λ=0.0026nm、t=100nmとすると直径2Rは〜0.5nmとなる。第三フレネルゾーンまで取って直径は〜1.5nmである。すなわち結晶下面のある点の電子波振幅計算する場合2nm以下のコラムの中で電子波透過回折考えればよいことになる。”乱れ”のある結晶取り扱う場合結晶このような大きさコラム分けて、このコラム内では完全結晶とし、コラム間に”乱れ”に対応する”ずれ”があるとして扱う。これをという。

説明に「コラム近似」が含まれている用語

  • コラム近似



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

コラム近似のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コラム近似のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本電子株式会社日本電子株式会社
Copyright(C)1996-2024 JEOL Ltd., All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS