コアダンプファイルの形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/25 15:03 UTC 版)
「コアダンプ」の記事における「コアダンプファイルの形式」の解説
古いOSでは、プロセスのアドレス空間は連続であり、コアダンプファイルは単にアドレス順にバイトが並んでいるだけだった。最近のOSでは、プロセスのアドレス空間には使っていない部分があり、それを表現するためにファイル形式も複雑化している。また、ダンプ採取時のプログラムの状態などの情報も格納される。 Unix系システムでは、コアダンプは一般に実行ファイルのファイルフォーマットを使っている。古いUNIXでは、a.outフォーマットが使われていた。Linux、System V、Solaris、BSDなどでは、ELF形式が使われている。macOSではMach-O 形式が使われている。
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