グレート・イースタンと日本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 17:18 UTC 版)
「グレート・イースタン (蒸気船)」の記事における「グレート・イースタンと日本」の解説
グレート・イースタンを直接見た日本人はほとんど存在しないが、その例外が、新見正興、村垣範正らの万延元年遣米使節一行である。使節団は1860年6月17日から29日までニューヨークに滞在し、出発前日の28日に、処女航海でニューヨークに入港してきたグレート・イースタンを見物している。その様子は村垣の航海日記に記されている。 また、五雲亭貞秀(歌川貞秀)は1864年に『墨利堅国大船之図』と題した浮世絵でグレート・イースタンを描いている。貞秀はグレート・イースタンを直接見てはおらず、フランク・レズリー絵入り新聞社が出版した洋書『図説蒸気船グレート・イースタン号』の絵を参考にして制作したと考えられている。
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