グレゴリー・サントスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > グレゴリー・サントスの意味・解説 

グレゴリー・サントス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 05:10 UTC 版)

グレゴリー・サントス
Gregory Santos
シカゴ・ホワイトソックス #60
基本情報
国籍 ドミニカ共和国
出身地 サン・クリストバル州サン・クリストバル
生年月日 (1999-08-28) 1999年8月28日(23歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
初出場 2021年4月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

グレゴリー・オマール・サントスGregory Omar Santos, 1999年8月28日 - )は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州サン・クリストバル出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBシカゴ・ホワイトソックス所属。

経歴

プロ入りとレッドソックス傘下時代

2015年に国際フリーエージェントでボストン・レッドソックスと契約した[1]

2016年は、傘下のドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスでプレーし、3勝3敗、防御率4.17だった[2]

ジャイアンツ時代

2017年7月26日にエドゥアルド・ヌニェスとのトレードで、ショーン・アンダーソンと共にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した[3][4]。2017年シーズンは、ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスとドミニカン・サマーリーグ・ジャイアンツでプレーし、3勝0敗、防御率1.29の成績を残した[5]

2018年セーラムカイザー・ボルケイノス英語版でプレーし、2勝5敗、防御率4.53の成績を残し、ノースウェストリーグのオールスターに選ばれた[6][7]

2019年オーガスタ・グリーンジャケッツ英語版でプレーし、1勝5敗、防御率は2.86だった[1][8]。肩の問題でシーズンの後半は登板がなかった[9]

2020年COVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[10]、公式戦への出場はなかった[5]。オフの11月20日にロースターに追加された[11]

2021年4月22日にメジャーリーグに昇格し[12]、その日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビューを果たし、無失点に抑えた投手としては、ナ・リーグで6番目に若い選手になった。4月28日、マイク・トークマンの加入に伴い、傘下AAA級のサクラメント・リバーキャッツに降格した。6月29日に禁止薬物であるアンドロゲンスタノゾロールの陽性反応が出たため、80試合の出場停止処分を受けた[13]。オフにはアリゾナフォールリーグスコッツデール・スコーピオンズでプレーした[6]

2022年はメジャーで2試合に登板した。オフの12月19日DFAとなった。

ホワイトソックス時代

2022年12月22日にケイド・マックラー英語版とのトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[14]

2023年は癌から復帰した抑えのリアム・ヘンドリックストミー・ジョン手術で離脱した影響もあり抑えを任されることになった[15]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2021 SF 3 0 0 0 0 0 2 0 1 .000 13 2.0 5 3 2 0 0 3 0 0 6 5 22.50 3.50
2022 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ----- 17 3.2 3 0 3 0 0 2 0 0 3 2 4.91 1.64
MLB:2年 5 0 0 0 0 0 2 0 1 .000 30 5.2 8 3 5 0 0 5 0 0 9 7 11.12 2.29
  • 2022年度シーズン終了時

背番号

  • 78(2021年 - 2022年)
  • 60(2023年 - )

脚注

  1. ^ a b Josh Norris (2019年3月21日). “Giants Righthander Gregory Santos Dazzles In Camp”. Baseball America. 2019年11月16日閲覧。
  2. ^ John Sickels (2017年7月26日). “Giants trade Eduardo Nunez to Red Sox for two prospects”. Minor League Ball. SB Nation. 2019年11月16日閲覧。
  3. ^ Chris Haft (2017年7月26日). “Giants trade Nunez to Boston for 2 prospects”. MLB.com. 2019年11月16日閲覧。
  4. ^ Alec Nathan (2017年7月25日). “Eduardo Nunez Traded to Red Sox for Prospects Shaun Anderson, Gregory Santos”. Bleacher Report. 2019年11月16日閲覧。
  5. ^ a b MLB公式プロフィール参照
  6. ^ a b Gregory Santos Stats, Fantasy & News”. MiLB.com. 2022年6月24日閲覧。
  7. ^ Tyler Maun, Andrew Battifarano, and Michael Avallone (2019年2月26日). “Farm System Rankings: 21-and-under talent”. MiLB.com. 2019年11月16日閲覧。
  8. ^ Melissa Lockard (2019年10月15日). “An improved Giants farm system means more difficult decisions regarding which players to protect from the Rule 5 draft”. The Athletic. 2019年11月16日閲覧。
  9. ^ Melissa Lockard (2019年9月25日). “Teenager Marco Luciano leads a much improved top-30 prospect list for the Giants heading into the offseason”. The Athletic. 2019年11月16日閲覧。
  10. ^ 2020 Minor League Season Canceled”. 2022年6月24日閲覧。
  11. ^ Giants Designate Chris Shaw, Aramis Garcia, Jordan Humphreys”. MLB Trade Rumors. 2022年6月24日閲覧。
  12. ^ Major League Baseball Transactions”. Major League Baseball. 2022年6月24日閲覧。
  13. ^ Giants' Gregory Santos Suspended for Performance-Enhancing Drug Use”. 2022年6月24日閲覧。
  14. ^ White Sox Acquire Gregory Santos” (英語). MLB Trade Rumors (2022年12月22日). 2023年4月25日閲覧。
  15. ^ Scott Merkin (2023年8月2日). “Hendriks has Tommy John, to miss at least 12 months” (アラゴン語). MLB.com. 2023年8月3日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  グレゴリー・サントスのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グレゴリー・サントス」の関連用語

グレゴリー・サントスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グレゴリー・サントスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグレゴリー・サントス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS