グレゴリー・サントス
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シカゴ・ホワイトソックス #60 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | サン・クリストバル州サン・クリストバル |
生年月日 | 1999年8月28日(23歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
初出場 | 2021年4月22日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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グレゴリー・オマール・サントス(Gregory Omar Santos, 1999年8月28日 - )は、ドミニカ共和国のサン・クリストバル州サン・クリストバル出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。
経歴
プロ入りとレッドソックス傘下時代
2015年に国際フリーエージェントでボストン・レッドソックスと契約した[1]。
2016年は、傘下のドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスでプレーし、3勝3敗、防御率4.17だった[2]。
ジャイアンツ時代
2017年7月26日にエドゥアルド・ヌニェスとのトレードで、ショーン・アンダーソンと共にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した[3][4]。2017年シーズンは、ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスとドミニカン・サマーリーグ・ジャイアンツでプレーし、3勝0敗、防御率1.29の成績を残した[5]。
2018年はセーラムカイザー・ボルケイノスでプレーし、2勝5敗、防御率4.53の成績を残し、ノースウェストリーグのオールスターに選ばれた[6][7]。
2019年はオーガスタ・グリーンジャケッツでプレーし、1勝5敗、防御率は2.86だった[1][8]。肩の問題でシーズンの後半は登板がなかった[9]。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[10]、公式戦への出場はなかった[5]。オフの11月20日にロースターに追加された[11]。
2021年4月22日にメジャーリーグに昇格し[12]、その日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビューを果たし、無失点に抑えた投手としては、ナ・リーグで6番目に若い選手になった。4月28日、マイク・トークマンの加入に伴い、傘下AAA級のサクラメント・リバーキャッツに降格した。6月29日に禁止薬物であるアンドロゲンとスタノゾロールの陽性反応が出たため、80試合の出場停止処分を受けた[13]。オフにはアリゾナフォールリーグのスコッツデール・スコーピオンズでプレーした[6]。
2022年はメジャーで2試合に登板した。オフの12月19日DFAとなった。
ホワイトソックス時代
2022年12月22日にケイド・マックラーとのトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[14]。
2023年は癌から復帰した抑えのリアム・ヘンドリックスがトミー・ジョン手術で離脱した影響もあり抑えを任されることになった[15]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | SF | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | .000 | 13 | 2.0 | 5 | 3 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 5 | 22.50 | 3.50 |
2022 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ----- | 17 | 3.2 | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 2 | 4.91 | 1.64 | |
MLB:2年 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | .000 | 30 | 5.2 | 8 | 3 | 5 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 9 | 7 | 11.12 | 2.29 |
- 2022年度シーズン終了時
背番号
- 78(2021年 - 2022年)
- 60(2023年 - )
脚注
- ^ a b Josh Norris (2019年3月21日). “Giants Righthander Gregory Santos Dazzles In Camp”. Baseball America. 2019年11月16日閲覧。
- ^ John Sickels (2017年7月26日). “Giants trade Eduardo Nunez to Red Sox for two prospects”. Minor League Ball. SB Nation. 2019年11月16日閲覧。
- ^ Chris Haft (2017年7月26日). “Giants trade Nunez to Boston for 2 prospects”. MLB.com. 2019年11月16日閲覧。
- ^ Alec Nathan (2017年7月25日). “Eduardo Nunez Traded to Red Sox for Prospects Shaun Anderson, Gregory Santos”. Bleacher Report. 2019年11月16日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照
- ^ a b “Gregory Santos Stats, Fantasy & News”. MiLB.com. 2022年6月24日閲覧。
- ^ Tyler Maun, Andrew Battifarano, and Michael Avallone (2019年2月26日). “Farm System Rankings: 21-and-under talent”. MiLB.com. 2019年11月16日閲覧。
- ^ Melissa Lockard (2019年10月15日). “An improved Giants farm system means more difficult decisions regarding which players to protect from the Rule 5 draft”. The Athletic. 2019年11月16日閲覧。
- ^ Melissa Lockard (2019年9月25日). “Teenager Marco Luciano leads a much improved top-30 prospect list for the Giants heading into the offseason”. The Athletic. 2019年11月16日閲覧。
- ^ “2020 Minor League Season Canceled”. 2022年6月24日閲覧。
- ^ “Giants Designate Chris Shaw, Aramis Garcia, Jordan Humphreys”. MLB Trade Rumors. 2022年6月24日閲覧。
- ^ “Major League Baseball Transactions”. Major League Baseball. 2022年6月24日閲覧。
- ^ “Giants' Gregory Santos Suspended for Performance-Enhancing Drug Use”. 2022年6月24日閲覧。
- ^ “White Sox Acquire Gregory Santos” (英語). MLB Trade Rumors (2022年12月22日). 2023年4月25日閲覧。
- ^ Scott Merkin (2023年8月2日). “Hendriks has Tommy John, to miss at least 12 months” (アラゴン語). MLB.com. 2023年8月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Gregory Santos stats MiLB.com (英語)
- グレゴリー・サントスのページへのリンク