クロムの毒性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 13:39 UTC 版)
クロム単体および3価のクロムは毒性がない一方で、6価のクロム化合物(六価クロム)は毒性が高い。かつては六価クロムをメッキ用途として使うことが多かったが、土壌汚染を起こすなどでしばしば問題視され、亜鉛メッキ上のクロメート処理では使われなくなってきているが、クロムメッキでは酸化クロム(VI)を使用したメッキ液が主流である。また、たばこに含まれる発がん性物質としても知られる。 4価のクロム化合物はWHOの下部機関IARCより発癌性があると(Type1)勧告されている。
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