クレイジー・ホースとジェロニモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 19:20 UTC 版)
「ネイティブ・アメリカン」の記事における「クレイジー・ホースとジェロニモ」の解説
インディアンはアメリカ政府との間で、一方的な条約に署名させられ、さらに政府側が一方的にそれを破ることの繰り返しとなる。インディアンの中にはレッド・クラウドやスポッテッド・テイルのように連邦政府の側について、抵抗するインディアンを非難する者もあった。こうした状況の中で、決して条約に署名しなかったラコタ族のクレイジー・ホース、開拓者を震え上がらせたアパッチ族のジェロニモらの抵抗は一定の戦果をあげたものの、結局は米国陸軍の兵力によって屈服させられた。20世紀後半にクレイジー・ホースは非インディアンから再評価され、サウスダコタ州ブラックヒルズに世界最大級の石像クレイジー・ホース記念碑が建設中であるが、伝統派からは猛反発を受けている。
※この「クレイジー・ホースとジェロニモ」の解説は、「ネイティブ・アメリカン」の解説の一部です。
「クレイジー・ホースとジェロニモ」を含む「ネイティブ・アメリカン」の記事については、「ネイティブ・アメリカン」の概要を参照ください。
- クレイジー・ホースとジェロニモのページへのリンク