クルードラゴン エンデュランスとは? わかりやすく解説

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クルードラゴン エンデュランス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 05:05 UTC 版)

エンデュランス
Crew-5打ち上げに先立って、発射パッドに向かうエンデュランス
種類 宇宙カプセル
種別 ドラゴン2
名の由来 エンデュアランス号英語版
開発者 スペースX
技術的詳細
本体寸法 4.4 m × 3.7 m (14 ft × 12 ft)
電源 太陽電池パネル
飛行履歴
最初の飛行 スペースX Crew-3
2021年11月11日 - 2022年5月3日
最後の飛行 スペースX Crew-7
2023年8月26日 – 2024年3月12日
飛行数 3
« C209
C211 »

クルードラゴン「エンデュランス」(ドラゴン C210)はスペースXによって製造されたクルードラゴン宇宙船で、NASA商業乗員輸送計画の下で製造されて運用されている。2021年11月11日に、ISS第66次長期滞在の一部となるスペースX Crew-3ミッションの一部として国際宇宙ステーションに向けて人員輸送のために打ち上げられた。

来歴

2021年10月7日に、ドラゴンC210が「エンデュランス」(英語: Endurance、「忍耐力」「我慢強さ」)と呼ばれることが発表された[1]ラジャ・チャリ英語版宇宙飛行士は、この名称が宇宙機を組み立て、それを飛ばす予定の宇宙飛行士を訓練したスペースXとNASAのチームの栄誉を称えたものであると述べている。この作業者たちは新型コロナウイルス感染症の大流行を耐え抜いた。この名称はエンデュアランス号英語版、シャクルトンの帝国南極横断探検隊の栄誉を称えたものでもある。3本マストの帆船は、南極到着前に氷に閉じ込められて1915年に沈没し[2]、Crew-3ミッションの期間中に発見された[3]

エンデュランスは2021年11月11日(UTC)にファルコン9ブロック5に搭載されてケネディ宇宙センターLC-39Aから打ち上げられ、国際宇宙ステーションでの6か月におよぶミッションに向けてNASAの宇宙飛行士であるラジャ・チャリ英語版トーマス・マーシュバーン英語版およびケイラ・バロン英語版と、ESAの飛行士のマティアス・モーラー英語版を輸送した。

飛行

フライトNo. ミッション 徽章 打上日(UTC) 着陸日(UTC) 乗組員 期間 備考 結果
1 Crew-3 2021年11月11日 02:03:31 UTC[4] 2022年5月6日 04:43 UTC
176日 2時間 39分 長期ミッション、第66 / 67次長期滞在クルーの4名をISSに輸送。 成功
2 Crew-5 2022年10月5日 16:00:57 UTC[5] 2023年3月12日 02:02 UTC [6]
157日 10時間 1分 長期ミッション、第67 / 68次長期滞在クルーの4名をISSに輸送。 成功
3 Crew‑7 2023年8月26日 07:27 UTC[8] TBD
199日 長期ミッション、第69 / 70次長期滞在クルーの4名をISSに輸送。 ISSにドッキング中
4 フラム2 (patch) 2024年第4四半期 2024年第4四半期
3-5日 民間密書、極軌道への初めての有人ミッション Planned

脚注

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