クリティカルセクションへの進入とは? わかりやすく解説

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クリティカルセクションへの進入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 08:41 UTC 版)

ミューテックス」の記事における「クリティカルセクションへの進入」の解説

クリティカルセクションに入るにはミューテックスオブジェクトの所有を行う。所有というのはインスタンス作成という意味ではなく、クリティカルセクションへの進入を得るという事である。この時、ミューテックスオブジェクトの状態によってクリティカルセクション入れかどうか異なる。 シグナル状態 すぐにクリティカルセクションに入る事ができ、処理を続行できる。この時、ミューテックスオブジェクトはシグナル状態から非シグナル状態になり、これによって後続タスク同時にクリティカルセクションに入る事を防ぐ。 非シグナル状態 クリティカルセクションに入る事はできず、通常シグナル状態になるまで(ミューテックスオブジェクトが解放されるまで)タスク待機状態になる。実装によってはタイムアウト指定する事ができ、指定した間内にミューテックスオブジェクトが解放されなければ所有失敗しタスクに処理が戻る。この時、タスク所有失敗した事を感知し、処理を中断するべきである。

※この「クリティカルセクションへの進入」の解説は、「ミューテックス」の解説の一部です。
「クリティカルセクションへの進入」を含む「ミューテックス」の記事については、「ミューテックス」の概要を参照ください。

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