クリストファー・カルザとは? わかりやすく解説

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クリストファー・カルザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 09:43 UTC 版)

クリストファー・カルザ
Christopher CALUZA
2012年世界選手権でのカルザ
選手情報
生年月日 (1990-07-03) 1990年7月3日(33歳)
代表国 フィリピン
出生地 アメリカ合衆国 チュラビスタ
出身地 アメリカ合衆国 サンディエゴ
身長 160 cm
元コーチ Natasha Bobrina
Lexie Hernandez
ユーリイ・オフチンニコフ
元振付師 クリストファー・カルザ
Natasha Bobrina
元所属クラブ San Diego FSC
All Year FSC
元練習拠点 サンディエゴ
開始 1997
引退 2021
ISUサイト バイオグラフィ
ISU パーソナルベストスコア
合計スコア 191.89 2019 CSネーベルホルン杯
旧合計スコア 193.23 2014 世界選手権
ショート 65.97 2019 CSネーベルホルン杯
ショート 67.84 2014 四大陸選手権
フリー 125.92 2019 CSネーベルホルン杯
フリー 128.54 2014 世界選手権
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クリストファー・カルザ英語:Christopher Caluza、1990年7月3日 - )は、アメリカ合衆国チュラビスタ出身、フィリピンの元フィギュアスケート選手(男子シングル)。2012年ババリアンオープン3位。

2021年に競技を引退した。


経歴

7歳の時にスケートを始める。クリス・クニエリムの母の勧めでスケートのレッスンを受けるようになる。2011年には全米選手権のシニアクラスに初出場し19位。

2011-2012シーズンより、所属をフィリピンに移す。ババリアンオープンは自身初の国際大会にして3位に入りメダルを獲得。

2012-2013シーズン、四大陸選手権では本人からも「今まで最高の出来」という演技を行い、前年より順位を下げたものの14位。フィリピンの世界選手権の代表選考がかかっており、フィリピンの選手で最上位だったために代表に選出された[1]。世界選手権ではSPでコンビネーションを2回跳ぶというルール違反をしたため、点数が伸び悩み、FSに進出することはできなかった[2]

2013-2014シーズンを最後に競技から退いていたが、2018-2019ソーズンより復帰した[3]

2015年ごろにカミングアウトしたオープンリーゲイである[4]

主な戦績

マークが付いている大会はISU公認の国際大会。

  • 2010-2011シーズンまではアメリカ代表。
  • 2011-2012シーズンからはフィリピン代表。
大会/年 2009
-10
2010
-11
2011
-12
2012
-13
2013
-14
2018
-19
2019
-20
2021
-22
世界選手権 21 34 19
四大陸選手権 12 14 12 18
フィリピン選手権 1 1 1 2
全米選手権 8 J 19
CSオータムクラシック 8
CSフィンランディア杯 10 25
CSネーベルホルン杯 7
クランベリー杯 10
エデュスポーツ杯 1
ロンバルディア杯 2 8
USクラシック 6 5 10
アイスチャレンジ 5
ババリアンオープン 3

詳細

2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月24日-30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 18
64.69
19
128.54
19
193.23
2014年1月20日-25日 2014年四大陸フィギュアスケート選手権台北 11
67.84
13
123.37
12
191.21
2013年9月19日-22日 2013年ロンバルディアトロフィーセスト・サン・ジョヴァンニ 2
68.66
2
132.91
2
201.57
2013年9月11日-15日 2013年USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 6
61.79
5
123.54
5
185.33
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年3月10日-17日 2013年世界フィギュアスケート選手権ロンドン 34
49.15
- 34
2013年2月6日-11日 2013年四大陸フィギュアスケート選手権大阪 16
58.53
12
128.26
14
186.79
2012年11月5日-10日 2012年アイスチャレンジグラーツ 3
64.38
6
117.69
5
182.07
2012年9月12日-16日 2012年USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 9
57.88
6
124.07
6
181.95
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2012年3月26日-4月1日 2012年世界フィギュアスケート選手権ニース 8
112.08
20
61.87
20
122.23
21
184.10
2012年2月9日-12日 2012年四大陸フィギュアスケート選手権コロラドスプリングス - 14
58.02
12
114.58
12
172.60
2012年2月2日-5日 2012年ババリアンオープンオーベルストドルフ - 2
61.63
3
121.98
3
183.61
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年1月22日-30日 全米フィギュアスケート選手権グリーンズボロ 15
59.28
20
98.44
19
157.72
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年1月14日-24日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン 9
54.12
9
99.75
8
153.87

プログラム使用曲

シーズン SP FS
2019-2020 月の光
作曲:クロード・ドビュッシー
La terre vue du ciel
作曲:アルマンド・アマール
2013-2014[1] 2つのアラベスク 第1番
作曲:クロード・ドビュッシー
ジャンピンジャック
曲:ビッグ・バッド・ブードゥー・ダディ
ピアノ協奏曲イ短調作品16
作曲:エドヴァルド・グリーグ
2012-2013 映画『アリス・イン・ワンダーランド』サウンドトラックより
作曲:ダニー・エルフマン
ケベックの協奏曲
作曲:アンドレ・マテュー
2011-2012 アサシンズタンゴ
映画『Mr.&Mrs. スミス』より
作曲:ジョン・パウエル
ピアノ協奏曲イ短調作品16
作曲:エドヴァルド・グリーグ
2010-2011 ナイトメア
作曲:ブレインバグ
ワルソー・コンチェルト
作曲:リチャード・アディンセル

脚注

  1. ^ a b Caluza endeavors to blaze trail for Filipino skaters
  2. ^ 2013年世界フィギュアスケート選手権 男子フリースケーティング・ジャッジングスコア
  3. ^ 2019-2020シーズン バイオグラフィー特記欄より
  4. ^ Caluza, Christopher (2021年6月30日). “For champion skater, coming out as gay a worthwhile journey” (英語). Outsports. 2023年7月5日閲覧。

参考文献




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