クリア・パス・ファウル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:52 UTC 版)
「ファウル (バスケットボール)」の記事における「クリア・パス・ファウル」の解説
バックコートでスティールなどにより、フロントコート側にディフェンダーが誰もいない状況で、ボールハンドリングを開始したプレーヤに対して、ファウルをした場合、クリア・パス・ファウルが宣告される。つまりゴールまで妨げが何もない状況でのプレーヤーに対するファウルは、通常のディフェンスファウルに比べ重い罰則が与えられる。ファウルされたプレイヤーに2投のフリースローが与えられ、成功、不成功にかかわらず、さらにそのチームに攻撃権が保持され、スロー・インのボールが与えられる。罰則はテクニカル・ファウルに準じたものだが、ファウルを宣告されたプレーヤーにはパーソナルファウルのみ記録される。ただし、FIBAの公式競技規則には存在しないファウルである。FIBAの公式競技規則では、「速攻を出そうとしており、ボールを持ったプレイヤーとゴールとの間にディフェンスが居ない状況で、後ろまたは横からの接触」に対するファウルが定義されており、アンスポーツマンライク・ファウルとして宣告(コール)される。
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