ギランイヌビワ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 11:13 UTC 版)
ギランイヌビワ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ギランイヌビワの幹生果
(2025年1月 沖縄県石垣市 バンナ公園) |
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Ficus variegata Blume |


ギランイヌビワ(宜蘭犬枇杷、学名:Ficus variegata)はクワ科イチジク属の常緑高木。別名コニシイヌビワ[1]。
特徴
高さ8–20 m。雌雄異株。時に大木になり、板根がよく発達する。樹皮は灰白色。葉は長さ10–25cm、卵形、側脈は4–8対で、基部から出る1対が3行脈状になる。葉縁は通常は全縁だが、若い木では粗い鋸歯が出ることもある。アカメイヌビワに似るが、本種は葉柄がより長く、葉の最大幅が基部寄りにある点で判別可能。果嚢は幹や枝の突起から数個ずつ出て、幹の根元から上部までびっしりと付くことがあり、ひときわ目を引く。実は径2–4 cmほどの偏球形、緑~紅色でほぼ通年みられる[2][1]。
分布と生育環境
沖縄県先島諸島の宮古島、石垣島、小浜島、西表島、与那国島に分布。海外では台湾、中国南部、東南アジア、インド、オーストラリアに分布[3]。河川に近い林内などに生育する[1]。
利用
板材や飼料の用途がある[4]。果実はヤエヤマオオコウモリ(クビワオオコウモリの亜種)の好物として知られる[2][1]。
脚注
参考文献
- 池原直樹「ギランイヌビワ」『沖縄植物野外活用図鑑 第6巻 山地の植物』新星図書出版、1979年。
- 横山潤 著「ギランイヌビワ」、岩槻邦男ら監修 編『朝日百科 植物の世界』 6巻、朝日新聞社、東京、1997年、28頁。ISBN 9784023800106。
- 大川智史; 林将之「ギランイヌビワ」『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。 ISBN 9784829984024。
外部リンク
- ギランイヌビワ 西表島植物図鑑
- ギランイヌビワ(宜蘭犬枇杷) うちなー通信
- ギランイヌビワ ノパの庭
- ギランイヌビワ(宜蘭犬枇杷) 野の花讃花
- ふさなりの「ギランイヌビワ」、実のつけ方にビックリ!実をつける場所は… 西表島百科
- ギランイヌビワ 理科教材データベース 岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
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