ギブソン・モダーンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 機器 > 音響機器 > ギターの機種 > ギブソン・モダーンの意味・解説 

ギブソン・モダーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/11 14:28 UTC 版)

ギブソン・モダーン
Gibson Moderne
エピフォン製モダーン
メーカー/ブランド ギブソン
製造時期 1958年 - 1959年1982年 - 現在
構造
ボディタイプ ソリッド
フレット 22
ネックジョイント セット
材質
ボディ コリーナマホガニー
ネック コリーナ、マホガニー
フィンガーボード ローズウッド/エボニー
ハードウェア
ペグ グリーン・キー
ブリッジ チューン・オー・マティック
テールピース ストップ・バー(固定)
電気系統
ピックアップ ハムバッカーx2
コントロール ピックアップスイッチ、2ボリューム、1トーン
カラーバリエーション
エボニー、チェリー、クラシック・ホワイト、ナチュラル
テンプレート | カテゴリ

モダーン (Gibson Modern)はギブソンエレクトリックギター

1950年代、ギブソンはライバルであるフェンダーテレキャスターストラトキャスターにより、シェアを大きく失っていた。そこで反撃をコンセプトに近代的なソリッドボディを3本制作する。1957年6月27日、ギブソンの社長テオドア・マッカーティ (Theodore "Ted" McCarty) は米国特許商標庁に「フライングV」、「フューチュラ(後のエクスプローラー)」、「モダーン」の三本を提出。特許は1958年1月7日に発行されたが、モダーンはカタログには載らず、この時モダーンが生産されたのかどうかは熱い論争の種となっている(エクスプローラーのことには触れている製品リストにも、あいまいな言及しかない)。マッカーティは、プロトタイプは少数(1本?)作られたものの、いずれも最終的品質に至らなかったと語ったという。

1982年、ギブソンによりアトランタでのNAMMショーで「ヘリテージ・シリーズ」の一環として再発表され、後に韓国エピフォンで生産された。

外見的には、モダーンはフライングVのように長く伸びる低音弦側、鮫の鰭のようにえぐり取られた高音弦側、扇型、ゴールドハードウェアを備える。

生産数の少なさと先進的デザインから、コレクターはモダーンを探し回っている。

関連項目

参考文献

  • Gruhn's Guide To Vintage Guitars By George Gruhn
  • The Ultimate Guitar Book By Tony Bacon
  • Blue Book of Electric Guitars Edited by S.P. Fjestad
  • The United States Patent Office






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ギブソン・モダーンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギブソン・モダーンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギブソン・モダーン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS