ギブス島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ギブス島の意味・解説 

ギブス島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 00:56 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ギブス島(ギブスとう、:Gibbs Island)は、サウス・シェトランド諸島エレファント島の南西25kmに位置する島である。1825年にこの島を地図に記したジェームズ・ウェッデルにより命名された。

サウス・シェトランド諸島の地図
地理
場所 南極
座標 南緯61度28分 西経055度34分 / 南緯61.467度 西経55.567度 / -61.467; -55.567座標: 南緯61度28分 西経055度34分 / 南緯61.467度 西経55.567度 / -61.467; -55.567
諸島 サウス・シェトランド諸島
面積 22 km2 (8.5 sq mi)
長さ 13 km (8.1 mi)
2 km (1.2 mi)
行政
南極
人口統計
人口 0
追加情報
南極条約の下で管理
テンプレートを表示

概要

ギブス島は東西方向に長く伸びた島であり、長さは13km、幅は2kmで、面積は22km2である。南はブランスフィールド海峡、北はロパー海峡に面している。西部は"The Spit"と呼ばれる地峡、東部はファース半島になっている[1]

重要野鳥生息地

ファース半島、"The Spit"及びギブス島の氷のない部分からなる369haは、約1700つがいのマカロニペンギン、190つがいのヒゲペンギン、18000つがいのギンフルマカモメの子育てのためのコロニーになっているため、バードライフ・インターナショナルによって重要野鳥生息地に指定されている[1]

ギブス島には、ドイツ人船乗りの墓がある。壮麗な十字架の墓碑銘は、次のように読める。
"Wilhelm Tolz, Matrose aus Husum, 1875 - 1912. Durch fremde Hand ertrunken. Ruhe in Frieden"
(ウィルヘルム・トルツ、フーズム出身の船乗り、1875年-1912年。溺死。安らかに眠る。)

彼や彼の死について、これ以上のことは分かっていない。

出典

  1. ^ a b Gibbs Island East”. BirdLife data zone: Important Bird Areas. BirdLife International (2012年). 2012年12月30日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギブス島」の関連用語

ギブス島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギブス島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギブス島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS