キーの省略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 09:27 UTC 版)
古いタイプライターでは、内部機構の簡易化・コストダウンのため、特定のキーが省かれているものがある。この場合、字体の似た他の字(ホモグリフ)を代用として充てて打鍵する。例として、数字の「1」を小文字の「l」(エル)・同じく数字の「0」を大文字の「O」(オー)で代用する、などである。また、バックスペースを使い、2つの文字を同じ位置に印字してキーが存在しない文字を印字する手法も存在した(感嘆符をアポストロフィーとピリオドで代替するなど)。また、スペースバーを押下したままにすると、文字送りがされず、同じ位置に複数の文字を打てる機構も存在した。
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