キシロースイソメラーゼとは? わかりやすく解説

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キシロースイソメラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/26 13:32 UTC 版)

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キシロースイソメラーゼ
Streptomyces rubiginosus(2glk)のキシロースイソメラーゼ四量体[1]
識別子
EC番号 5.3.1.5
CAS登録番号 9023-82-9
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA英語版 BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

キシロースイソメラーゼ(Xylose isomerase、EC 5.3.1.5)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

D-キシロースD-キシルロース

従って、この酵素の基質はD-キシロース、生成物はD-キシルロースである。

この酵素は、異性化酵素、特にアルドースケトースを相互転換する分子内酸化還元酵素に分類される。系統名は、D-キシロース アルドース-ケトース-イソメラーゼ(D-xylose aldose-ketose-isomerase)である。この酵素は、ペントース及びグルクロン酸の相互変換やフルクトース及びマンノース代謝に関与している。工業的には、異性化糖の製造の際にグルコースフルクトースに変換するために用いられている。グルコースイソメラーゼ(glucose isomerase)と呼ばれることもある。

構造

キシロースイソメラーゼはTIMバレル構造を持ち、バレルの中心に活性部位がある[2]

出典

  • HOCHSTER RM, WATSON RW (1954). “Enzymatic isomerization of D-xylose to D-xylulose”. Arch. Biochem. Biophys. 48 (1): 120–9. doi:10.1016/0003-9861(54)90313-6. PMID 13125579. 
  • Slein MW (1955). “Xylose isomerase from Pasteurella pestis, strain A-1122”. J. Am. Chem. Soc. 77 (6): 1663–1667. doi:10.1021/ja01611a074. 
  • Yamanaka K (1968). “Purification, crystallization and properties of the D-xylose isomerase from Lactobacillus brevis”. Biochim. Biophys. Acta. 151 (3): 670–80. PMID 5646045. 



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