異種金属接触腐食
(ガルバニック腐食 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/06 09:02 UTC 版)
異種金属接触腐食(いしゅきんぞくせっしょくふしょく)とは、電解液のような腐食環境下で異なる種類の金属が接触し電子電導したときに、片方の金属の腐食が促進される現象である。2種の金属と環境の間で腐食電池が形成されることで生じる。ガルバニック腐食とも呼ばれる。
- ^ a b c d e f g 山手 2008, p. 2.
- ^ 松島 2007, pp. 2–4.
- ^ 大久保 1986, p. 1439.
- ^ a b c d e f 藤井(監修) 2017, p. 92.
- ^ JIS Z 2384:2019「大気腐食モニタリングセンサ」(日本産業標準調査会、経済産業省) p. 1
- ^ 日本材料学会腐食防食部門委員会(編) 2016, p. 19.
- ^ a b 境 昌宏・坂本 千波、2015、「NaCl溶液中における純アルミニウム1050とCFRPとのガルバニック腐食挙動」、『Zairyo-to-Kankyo』64巻6号、腐食防食学会、doi:10.3323/jcorr.64.224 p. 224
- ^ a b “CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の耐電蝕性評価”. JFEテクノリサーチ. 2020年11月26日閲覧。
- ^ 川本 輝明、1984、「異種金属接触腐食」、『防食技術』33巻8号、腐食防食協会、doi:10.3323/jcorr1974.33.8_478 p. 478
- ^ 電気学会・電食防止研究委員会(編)、2011、『電食防止・電気防食ハンドブック』初版、オーム社 ISBN 978-4-274-20973-4 p. 3
- ^ 水流 2017, p. 68.
- ^ 増子 1978, p. 371; 山手 2008, p. 2.
- ^ 日本材料学会腐食防食部門委員会(編) 2016, p. 100; 松島 2007, p. 75.
- ^ 松島 2007, pp. 75–76; 藤井(監修) 2017, p. 46.
- ^ a b c d 大久保 1986, p. 1441.
- ^ 水流 2017, p. 66; 北村・鈴木 2002, p. 36.
- ^ 北村・鈴木 2002, pp. 36–37.
- ^ 北村・鈴木 2002, p. 36; 水流 2017, p. 68; 松島 2007, p. 75.
- ^ 水流 2017, p. 68; 大久保 1986, p. 1441.
- ^ 水流 2017, p. 69; 大久保 1986, p. 1441.
- ^ 水流 2017, pp. 68–69; 大久保 1986, p. 1441.
- ^ 北村・鈴木 2002, p. 159.
- ^ 藤井(監修) 2017, p. 232; 日本材料学会腐食防食部門委員会(編) 2016, p. 45.
- ^ a b 腐食防食協会(編) 2000, p. 69.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 69; 増子 1978, p. 371.
- ^ 増子 1978, p. 371.
- ^ a b c 山手 2008, p. 7.
- ^ a b c d 腐食防食協会(編) 2000, p. 70.
- ^ 増子 1978, p. 372.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 174.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 71; 水流 2017, p. 66.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 71; 藤井(監修) 2017, p. 48.
- ^ a b c 腐食防食協会(編) 2000, p. 71.
- ^ a b c 藤井(監修) 2017, p. 48.
- ^ a b 松島 2007, p. 31.
- ^ 松島 2007, p. 31; 藤井(監修) 2017, p. 48.
- ^ a b c 八代 仁、2007、「ガルバニ腐食に影響する因子」、『日本海水学会誌』61巻3号、日本海水学会、doi:10.11457/swsj1965.61.162 p. 163
- ^ a b c d 大久保 1986, p. 1442.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, pp. 71–72.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 175.
- ^ a b 山手 2008, p. 8.
- ^ a b 松島 2007, p. 30.
- ^ 松島 2007, pp. 30–31.
- ^ 北村・鈴木 2002, p. 38; 松島 2007, p. 30.
- ^ 山手 2008, p. 8; 北村・鈴木 2002, p. 38.
- ^ 山手 2008, pp. 7–8; 腐食防食協会(編) 2000, pp. 69–70.
- ^ 北村・鈴木 2002, p. 151.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 439.
- ^ 松島 2007, pp. 64–65; 藤井(監修) 2017, p. 202.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, pp. 70, 72.
- ^ a b 藤井(監修) 2017, p. 93.
- ^ 稲川 哲雄、1990、「航空機の腐食と防食」、『防食技術』39巻10号、腐食防食協会、doi:10.3323/jcorr1974.39.10_556 p. 560
- ^ “Design for Corrosion”. Aero magazine no. 7. The Boeing Company (1999年7月). 2020年11月29日閲覧。
- ^ Mars G. Fontana, 訳:小玉 俊明, 酒井 潤一, 山本 勝美、1980、「腐食科学, 防食技術, そしてそれから?」、『防食技術』29巻11号、腐食防食協会、doi:10.3323/jcorr1974.29.11_572 pp. 572–573
- ^ a b 松島 2007, p. 69.
- ^ a b c 藤井(監修) 2017, p. 210.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, p. 398.
- ^ a b 腐食防食協会(編) 2000, p. 69; 山手 2008, pp. 3–4.
- ^ a b c 松島 2007, pp. 31–32.
- ^ a b 山手 2008, pp. 4, 8–9.
- ^ 山手 2008, pp. 8–9.
- ^ 藤井 2016, pp. 123–124, 126.
- ^ a b c “Galvanic Corrosion”. Specialty Steel Industry of North America. 2020年11月21日閲覧。
- ^ a b ジョナサン・ウォルドマン、三木 直子(訳)、2016、『錆と人間 : ビール缶から戦艦まで』初版、築地書館 ISBN 978-4-8067-1521-4 pp. 31–36
- ^ a b c “Reclothing the First Lady of Metals - Repair Details”. Copper Development Association. 2020年11月21日閲覧。
- ^ 藤井 2016, p. 22.
- ^ 山手 2008, p. 1.
- ^ 松島 2007, pp. 105–106.
- ^ 山手 2008, pp. 1–2.
- ^ 松島 2007, p. 106.
- ^ 藤井(監修) 2017, p. 92; 山手 2008, p. 5; 藤井 2016, p. 124.
- ^ 山手 2008, p. 8; 藤井(監修) 2017, p. 93; 藤井 2016, p. 77.
- ^ a b 松島 2007, pp. 30, 32.
- ^ a b 藤井 2016, p. 94.
- ^ 腐食防食協会(編) 2000, pp. 871–872.
- ^ a b 腐食防食協会(編) 2000, pp. 808–809.
- ^ a b 水流 2017, p. 73.
- 1 異種金属接触腐食とは
- 2 異種金属接触腐食の概要
- 3 事例
- 4 参照文献
- 5 外部リンク
ガルバニック腐食と同じ種類の言葉
- ガルバニック腐食のページへのリンク