ガソリンスタンドでの引火事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 07:30 UTC 版)
「静電気」の記事における「ガソリンスタンドでの引火事故」の解説
セルフ式のガソリンスタンドでは、揮発した可燃性蒸気(ヴェーパ)が突然に発火する現象が発生する場合が有る。客の乗降時の着衣等における静電気蓄積による火花等が原因とされ、注意がうながされている。ガソリンスタンド従業員は帯電防止の着衣等の対策をしているためにこうした事故はおこりにくいが、一般客の場合は給油前に給油機に貼られている放電プレートに触れる事が指示されており、事故防止の対策として実施されている。日本では2005年に客が除電後に店員を捜し回り、その後、給油を再開したところ再び静電気を帯電していたため静電気放電が起きてガソリンに引火した事故が起きている。
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