カーバッキング
ドライバビリティ不良現象を表す用語。定常あるいは加速走行状態からアクセルを全開、あるいは足乗せ状態で減速したときに、エンジンの失火、あるいは不整燃焼によりエンジントルクが変動し、車体が前後にぎくしゃくと周期的に揺すられる現象をいう。とくにMT車で顕著であり、同時に駆動系から打音が発生することがある。また降坂時では特定の車速(エンジン回転)域で揺すられる現象が持続することがある。この現象はエンジンの不整燃焼のほか、駆動系(クラッチディスク)、エンジン、ミッション、デフのマウント系、サスペンション、タイヤなどにも影響される。
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