駆動系一節ねじり振動
駆動系をねじり振動モデルで考えた場合に、左にエンジンの慣性モーメントがあり、右に車両重量相当の慣性モーメントがあり、その間をねじりばねで結ぶもっとも簡単なモデルが考えられる。このとき、ばね部が節になって両端の慣性モーメントが互いに反対方向のねじり振動を行うのを、駆動系一節ねじり振動という。この場合の節は1つで、周波数は2~
10Hzの低周波振動である。急加速や急減速したときに、クルマがガクガクとした前後振動(サージング、カーバッキング)を起こす場合があるが、その低周波振動がこれにあたる。
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