カリャージンとは? わかりやすく解説

カリャージン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 13:50 UTC 版)

カリャージン
Калязин

カリャージン鐘楼ロシア語版カリャージン電波天文台ロシア語版
市章
位置
カリャージン (トヴェリ州)
カリャージン (中央連邦管区)
カリャージン (ヨーロッパロシア)
カリャージン (ロシア)
座標 : 北緯57度14分 東経37度53分 / 北緯57.233度 東経37.883度 / 57.233; 37.883
歴史
建設 12世紀
行政
ロシア
 連邦管区 中央連邦管区
 連邦構成主体  トヴェリ州
 市 カリャージン
地理
面積  
  市域 10 km2
標高 120 m
人口
人口 (2021年現在)
  市域 12,621人
  備考 [1]
その他
等時帯 モスクワ時間 (UTC+3)
郵便番号 171570, 171571, 171573
市外局番 +7 48249
公式ウェブサイト : www.kalyazin.ru
ダム湖の中に残った修道院の鐘楼

カリャージンロシア語: Каля́зин, ラテン文字転写: Kalyazin)は、ロシアトヴェリ州にある町。人口は1万2621人(2021年)[1]カシンの南東25 km、セルギエフ・パサドの北110 km、ウグリチの南西55 kmの位置にある。ヴォルガ川沿いの町。

歴史

カリャージンは12世紀の記録に集落(スロボダ:入植地であるなどの理由で税の支払いを免除された町)として登場する。ヴォルガ右岸(南岸)のカリャージンは、対岸に15世紀に建てられたマカリェフスキー修道院が大きくなるとともに重要性を増した。この修道院はカリャージンでも最も目立つ建物で、1525年築の食堂をはじめ歴史的に興味深い建築が集まっていた。

1940年、ウグリチの町のすぐ上流にウグリチ貯水池が建設されたことにより、古くからの町とその対岸の修道院は水没した。街は高台に移設され現在に至る。水没した修道院のうち鐘楼はダム湖の中の島に取り残されて現存しており、依然カリャージンのシンボルとなっている。

経済と交通

カリャージンはトヴェリ州でも最大級の鉄道駅がある。サンクトペテルブルクモスクワ(サヴョーロフスキー駅)、カシンウグリチルイビンスク、ソンコヴォ、サヴョロヴォ(キームルィの一部)などからの列車がこの駅を通る。

脚注

  1. ^ a b CITY POPULATION”. 2023年5月20日閲覧。

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