カリシウスの門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 14:37 UTC 版)
「コンスタンティノープルの城壁」の記事における「カリシウスの門」の解説
カリシウスの門もしくはカルシウスの門 (Χαρ[ι]σίου πύλη/πόρτα) は、あるウィル・イルストリウス(輝かしい者、元老院の高官)が門の近くに建てた初期ビザンツ修道院の名にちなんでおり、黄金の門に次いで2番目に重要な城門であった。トルコ語ではエディルネカプ (Edirnekapı "エディルネの門")として知られるこの門は、1453年にコンスタンティノープルを征服したメフメト2世が入城した際の門でもある。旧市街最高地点である第六の丘の頂上(標高77メートル)に位置している。なお、門と城壁の外に共同墓地が存在することから、ポリュアンドリオンの門やミュリアンドリオンの門に比定する説もある。コンスタンティノス11世は、1453年の包囲戦の際にここで指揮を執っていた。
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