カバイロコナテングタケとは? わかりやすく解説

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カバイロコナテングタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/18 03:59 UTC 版)

カバイロコナテングタケ
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : ハラタケ亜門 Agaricomycotina
: ハラタケ綱 Agaricomycetes
亜綱 : ハラタケ亜綱 Agaricomycetidae
: ハラタケ目 Agaricineae
: テングタケ科 Amanitaceae
: テングタケ属 Amanita
: カバイロコナテングタケ
A. rufoferruginea
学名
Amanita rufoferruginea Hongo
和名
イッポンシメジ

カバイロコナテングタケ(樺色粉天狗茸[1]学名: Amanita rufoferruginea)は、担子菌門ハラタケ目テングタケ科に属する中型のキノコ菌類)の一種である。帯褐色系で表面が粉状の物質で覆われているのが特徴。

夏から秋にかけて、アカマツコナラ林などの樹下に発生する[2]。日本では滋賀県や熊本県などで見ることができる。

形態

子実体は傘と柄からなる。傘は明るい帯褐燈色、表面は粉状の物質で覆われている[1]。ふちに条線が見られるが、粉状の物質に覆われているため、傘が開く前は確認しづらいことがある[1]。ヒダは白色で、密に配列する[1]。柄も同様に粉状の物質に覆われている[1]。柄の上部に白色で薄い膜質のツバがあり、柄の基部には球根状に膨らんで、その表面に粉状になったツボの名残が環状に見られる[1]

毒性

毒成分は不明[1]。中国産のものには殺ハエ性があるとされる[2]。人間に対する中毒症状の詳細は不明である[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 長沢栄史 監修 2009, p. 72.
  2. ^ a b カバイロコナテングタケ」森林総合研究所 九州支所、2022年7月4日。2024年12月2日閲覧

参考文献




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