カタリナ・リンドクイストとは? わかりやすく解説

カタリナ・リンドクイスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/19 16:37 UTC 版)

カタリナ・リンドクイスト
Catarina Lindqvist
基本情報
国籍  スウェーデン
出身地 同・クリスティーネハム
生年月日 (1963-06-13) 1963年6月13日(54歳)
身長 165cm
体重 57kg
利き手
ツアー経歴
デビュー年 1981年
引退年 1992年
ツアー通算 6勝
シングルス 6勝
ダブルス 0勝
生涯通算成績 402勝327敗
シングルス 297勝207敗
ダブルス 105勝120敗
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト4(1987)
全仏 4回戦(1986)
全英 ベスト4(1989)
全米 4回戦(1985-87)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト8(1985・87)
全仏 2回戦(1985・87・88・90)
全英 3回戦(1988)
全米 ベスト8(1985)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 10位
ダブルス 29位

カタリナ・リンドクイストCatarina Lindqvist, 1963年6月13日 - )は、スウェーデンヴェルムランド県クリスティーネハム出身の元女子プロテニス選手。1987年全豪オープン1989年ウィンブルドンで、2度4大大会の準決勝に進出した当地最大の女子テニス選手である。シングルス自己最高位は10位(1985年4月)。WTAツアーでシングルス6勝を挙げた。身長165cm、体重57kg、右利き。

来歴

1981年にプロ入り。直ちに女子国別対抗戦・フェドカップ(当時の名称は「フェデレーション・カップ」)のスウェーデン代表となり、現役引退する1992年まで国の代表選手であった。1985年全豪オープン4大大会の準々決勝に初進出。この時の2回戦で、リンドクイストは日本の井上悦子を 6-4, 7-5 で破った。3回戦でダブルスの名手パム・シュライバーアメリカ)を破ったが、準々決勝でクラウディア・コーデ=キルシュ西ドイツ)に敗れている。続く1987年全豪オープンで、リンドクイストは前回よりも1ラウンド上の準決勝まで勝ち残ったが、この準決勝でマルチナ・ナブラチロワに 3-6, 2-6 で完敗した。(全豪オープンは会場移転の関係で、1985年12月 → 1987年1月 と開催時期の変更がなされた。)

1988年ソウル五輪において、オリンピックにプロテニス選手の出場を認める決定がなされた。リンドクイストはオリンピックのスウェーデン代表選手として、1988年ソウル五輪と1992年バルセロナ五輪の2度出場を果たしている。ソウル五輪の女子シングルスで、リンドクイストはマニュエラ・マリーバ・フラニエールとの3回戦まで勝ち進んだ。

1989年ウィンブルドンで、カタリナ・リンドクイストは2度目の4大大会準決勝に進出したが、ここでもナブラチロワに 6-7, 2-6 のストレートで敗れた。同年10月、女子国別対抗戦「フェデレーション・カップ」が東京有明コロシアムで開かれた時、日本チームとスウェーデン・チームが1回戦で当たり、リンドクイストは日本雉子牟田明子に 2-6, 2-6 で完敗している。1990年4月に「サントリージャパン・オープン」(当時はサントリーがジャパン・オープンのスポンサーをしていた)の女子シングルスで、エリザベス・スマイリーオーストラリア)を 6-3, 6-2 で破った優勝がある。1991年2月にノルウェーの「オスロ・オープン」でツアー6勝目を挙げたが、これがリンドクイストの最後のツアー優勝になった。1992年全米オープン1回戦敗退を最後に、29歳で現役を引退した。

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