カセットテープドライブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 22:24 UTC 版)
「TRS-80」の記事における「カセットテープドライブ」の解説
ユーザーデータはカセットテープに記録する。599ドルのパッケージにはラジオシャック製カセットレコーダー CTR-41 が同梱されている:3-4。このインタフェースは非常に低速でエラーが多かった。音量の設定に敏感だが、正しい音量設定かどうかの判定のためにデータをロード中に画面上で文字を点滅させるという簡単な手段しか提供していなかった。正しい音量設定を探すため、音量を調整しつつ同じデータを何度もロードしてみる必要があった。ユーザーは同じファイルを3回以上セーブし、そのうちどれか1つがロード可能であることを期待するしかなかった。自動利得制御 (AGC) 回路を作成すればこれを解決できる(マニュアルにはそのための回路図が掲載されていた)。後にタンディは CTR-41 をAGCが内蔵された CTR-80 に置き換えた。
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