オートクレーブ法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 05:26 UTC 版)
「炭素繊維強化プラスチック」の記事における「オートクレーブ法」の解説
オートクレーブ(圧力容器)を用いて、プリプレグを加熱・加圧・真空引きをしながら樹脂を硬化させる成形法。所定の形状にカットしたプリプレグを、設計された所定の位置/方向に必要枚数を積層し、フィルム内を真空化状態し、オートクレーブ内で加熱・加圧する。オートクレーブでは昇温/降温含めて約1 - 8時間程度の時間を必要とし、製造コストが高い、材料、形状など設計の自由度が高く、CFRPの特長や性能を最も引き出しやすい製法と言える。
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